リードスイッチの置換えに最適なABLICのTMRセンサIC|チップワンストップ - 電子部品・半導体の通販サイト

TMRセンサICを採用するメリット

優れた堅牢性と実装性

リードスイッチはガラス管に封入されているため、その材質・構造上から衝撃・振動に弱く、壊れやすいという課題がありました。また端子の形状によっては、他部品と同時に実装作業に手間がかかってしまうこともあります。
TMRセンサIC S-5701 Bシリーズなら、

● TMR素子と信号処理回路を同一シリコン上に形成し樹脂モールドされているため、きわめて高い堅牢性を確保できます。
● 小型・薄型の表面実装パッケージ対応(2.9 x 2.8 x 0.8mm)。他部品と同時にリフロー実装することが可能です。

磁石・センサの小型化が可能に

S-5701 Bシリーズは、約10分の1の小型TMR素子を採用。
これにより、磁石サイズの小型化・配置自由度を向上させ、最終製品の小型化やデザイン性の向上にもお役立ちします。
※一般的なリードスイッチと比較した場合

安定した超低消費が機器の動作寿命を向上

リードスイッチは、OFF時には電流が流れず、ON時にのみ電流が流れるため、非常に低消費で磁気スイッチを実現することができます。一方で、消費電流が安定せず電池のもちが一定にならないという課題もあります。
S-5701 Bシリーズは、ON/OFF時ともにナノレベルの消費電流を実現。
電池駆動の機器でも安心してご使用いただけます。

【アプリケーション例】
・リードスイッチ置き換え
・セキュリティセンサのオン/オフ検知(窓開閉センサ、電子錠、煙探知機)
・ユーティリティメータ(ガスメータ、水道計、スマートメータ)等

シリーズ名

S-5701Bシリーズ

両極検知 TSOT-23-3Sパッケージ/消費電流:160nA typ.
磁気感度:1.0mT、1.7mT、3.0mT