バッテリーマネジメントシステム(BMS)
Bournsは、e-モビリティおよび産業用バッテリーマネジメントシステム(BMS)の安全かつ効率的な動作に必要な高度な回路絶縁およびEMI抑制機能を提供するBMSトランスのフルラインを提供しています。
主要なBMS ICチップセットのほとんどで動作するように設計されたBourns® BMSトランスは、複数の大型バッテリー パックが直列に接続されている電気自動車(EV)およびエネルギー貯蔵システム(ESS)に最適なソリューションです。
●モールドパワーインダクタ
SRPシリーズ
・シールド構造 – 低放射
・合金/カーボニル圧粉コア
・高い動作温度
・高い定格電流
・低DCR
・低バズノイズ
・サイズ：2×1.6～23x22mm
・インダクタンス範囲：0.1～100μH
・AEC-Q200準拠
●BMS低電力トランス
HCTSM8シリーズ
・低プロファイル(6.5 mm)ハウジング。クリアランスと沿面距離は8mm以上
・高結合と低放射を実現するトロイダルコア
・IEC 60950-1、IEC 62368-1、IEC 60664-1準拠
・UL 62368-1認定、申請番号: E515965(6モデル)
・800 Vrms、1000 Vpeakの動作電圧に対応する強化絶縁
・TI社のSN6501およびSN6505Bを使用した絶縁電源向けで設計
・AEC-Q200準拠
●LANトランス
SM91076L
・IEEE 802.3u(100Base-T)準拠、MMA推奨
・Mechatrolink自動化プロトコル準拠(Mechatrolink III含む)
・追加の金属シールドによりサージ耐性と優れたEMC性能を実現
・IEC 61000-4-5サージイミュニティ試験レベル3(2000 V)に準拠
BMSトランス
BMS AEC-Q200に準拠したBournsの信号トランスのポートフォリオは特に、温度、充電状態、デバイスの健全性などの重要な安全要素を監視するために必要な機能を提供します。
これらの表面実装シングルまたはデュアルチャネルトランスは、1000 Vまたは1600 Vで動作し、最大+150℃の動作温度で150 µH～450 µHの範囲のインダクタンス値で設計されています。
過電圧過渡に対する電気絶縁保護を強化するため、AEC-Q200準拠のBMSトランスでハイポットテスト(絶縁耐力)に合格した完全に絶縁されたワイヤを使用しています。
またこれらの信号トランスは、広く使用されている高速データ レートのシリアル
デイジー チェーン/isoSPI™通信インターフェイスをシリーズ全体でサポートしています。
●BMS信号トランス
SM91501ALE
・2チャネル、チョーク付き
・シリアルデイジーチェーン/IsoSPIに対応
・Analog Device社のLTC6804-1/6811および、NXP社のMC33771/33772
モデルにリファレンスデザインとして選定済み
・動作温度：-40～+125℃
・動作電圧：1600 Vdc
・ハイポット：4300VDCまたは3100VAC
・AEC-Q200準拠
SM91502ALA-E
・トランス+チョーク
・動作温度：-40～+125℃
・インダクタンス値：150 µH～450 µH
・機能絶縁
・動作電圧：1000 Vdc
・ハイポット：4300VDC
・１チャネル
・AEC-Q200準拠