アットマークテクノ製品について
アットマークテクノは日本国内で企画・開発・設計・製造している国産メーカーで、製品は全て産業用途を想定した設計となっています。各シリーズの開発セットは1台から購入可能なうえ量産にも対応しており、各種ドキュメントの提供や製品保証などの周辺サービスも充実しているため、安心して量産製造することができます。
Armadilloシリーズ
小型・Armの省電力プロセッサ搭載
SBCとSoMから選べるラインアップ
オプション品も充実
IoTゲートウェイ
Armadillo-IoTシリーズ
小型・Armの省電力プロセッサ搭載
LTEモバイル通信に対応
各種パブリッククラウドと接続可能
組み込みプラットフォーム「Armadillo(アルマジロ)」とは
組み込み機器やIoTゲートウェイを実用化するための「組み込みプラットフォーム」
Armプロセッサ搭載の省電力CPUボードを中心に、オプションを組み合わせて機器のベースを作り、そのまま量産製造することが可能です。Debian GNU/Linuxをプリインストールし、ユーザーが自由に設計・開発したアプリケーションをArmadillo本体に書き込むことにより、監視・制御・通信などのさまざまな機能を実現することができます。
Armadilloをおすすめする理由
堅牢設計 ~適切な機能を選べて安定・安心~
小型・省電力なうえ、ボード本体は動作温度範囲-20℃~+70℃を基本とする耐環境設計で、産業用途で採用いただけます。USB、LANなどよく使われる機能を厳選して搭載する他、製品シリーズによっては用途に特化した機能も選べます。
拡張自由度 ~手軽で自由に、さまざまな機器に~
ベーシックモデルからハイエンドモデルまで、用途に応じてCPUなどの性能を選べるラインアップを展開しています。自由に拡張したい場合は「モジュール型」、手軽に組み込みたい場合は「シングルボード型」、モバイル通信でクラウド接続したい場合は「ゲートウェイ型」と、機能と形状から選ぶことができます。
継続供給 ~開発経験を応用して次の製品開発へ~
できる限り長く同じ仕様の製品を供給し続けられるように設計しています。開発手法などの思想をブランド内で可能な限り統一しているので、一度の開発で得た知識・ノウハウを、次の開発でも活かせる仕組みとなっています。
組み込みIoTボード「Armadillo」シリーズのラインアップ
Armadillo-X1
エッジコンピューティングに
i.MX 7Dual (クロック数 1GHz)
メモリ 2GB/1GB/512MB
ストレージ 8GB/4GB eMMC
100.0×64.0mm
組み込みIoTボード「Armadillo」シリーズの特長
シングルボード型・モジュール型から用途に合わせて選べる
コネクタが実装済みでそのまま使えるシングルボード型と、小型・薄型で自由に拡張設計できるモジュール型のモデルをラインアップしています。シングルボード型はUSBやLANなどの主要なコネクタを標準搭載しており、すぐに製品に組み込むことができます。モジュール型は拡張ボードを開発することで基板形状やケーブルの引き出し位置などを自由に設計できるので、筐体に合わせた製品を作ることが可能です。
IoTゲートウェイ「Armadillo-IoT」シリーズのラインアップ
Armadillo-IoTゲートウェイ A9E
省電力で間欠動作にも対応・Cat.1 bis搭載
i.MX 8ULP (800MHz 2コア)
メモリ 1GB
ストレージ 4GB eMMC
LTE Cat.1 bis対応
RS485/DI/DO搭載
Armadillo-IoTゲートウェイ G4
NPU搭載・エッジAI処理にも対応
i.MX8M Plus(クロック数 1.6GHz)
メモリ 2GB
ストレージ 10GB eMMC
NPU搭載(2.3TOPS)
Armadillo-IoTゲートウェイ G3
多様なI/Fに対応・PoCにも最適
i.MX 7Dual (クロック数 1GHz)
メモリ 1GB
ストレージ 4GB eMMC
LTE Cat 4 対応
Armadillo-IoTゲートウェイ G3L
RS422/485対応・小型サイズ
i.MX 7Dual (クロック数 1GHz)
メモリ 1GB/512MB
ストレージ 4GB eMMC
LTE Cat 1 対応
Armadillo-IoTゲートウェイ A6E
従来モデル以上に省電力・Base OS搭載
i.MX 6ULL(クロック数:528MHz)
メモリ 512MB
ストレージ 3.5GB eMMC
LTE-M対応
IoTゲートウェイ「Armadillo-IoT」シリーズの特長
Debianで開発できるプログラマブルなIoTゲートウェイ
Debian GNU/LinuxプリインストールのIoTゲートウェイ向けプラットフォームです。モバイル通信機能を標準搭載しており、設備・機器・センサーとの通信やエッジコンピューティングなど、目的に合わせたアプリケーションを開発し本体に書き込むことで、オリジナルのIoTゲートウェイを開発可能です。AWSやMicrosoft Azureといったパブリッククラウドに接続可能なため、多様なIoTソリューションを実現することができます。
拡張ボードのラインアップ
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Armadillo-X1
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Armadillo-600
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Armadillo-600
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Armadillo IoTゲートウェイA6
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Armadillo IoTゲートウェイG3/Armadillo-X1
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Armadillo IoTゲートウェイG3/Armadillo-X1
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Armadillo IoTゲートウェイG3/Armadillo-X1
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Armadillo IoTゲートウェイG3/Armadillo-X1
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Armadillo-800
オプション品のラインアップ
Armadilloの活用シーン
ビル・オフィスや病院・介護施設、店舗といった都心部の設備をはじめ、工場設備(FA)や農業設備(スマートアグリ)まで幅広い用途でArmadilloが使用されています。
ビル・設備監視
ビルその他建造物の設備監視に。照明や空調のON/OFF制御、利用状況のリモート監視などにご採用いただいています。
社会インフラ装置・災害監視
橋梁での水位や強度の監視、発電所の風力監視、線路や道路のゆがみの測定などの社会インフラ向けシステムに。
現地に設置される測定端末などにご採用いただいています。
見守り・監視システム
保育園や介護施設向けの見守りシステムに。 カメラや、人感センサー・開閉センサーなど、各種のセンサーを接続してIoT化する「IoTゲートウェイ」に最適です。
O2O・顧客動線解析
監視カメラや入退室管理端末のプラットフォームに。顔認識機能などのインテリジェントな機能を端末に実装したいときにも最適です。
スマート工場
スマートファクトリー向けの監視・管理端末に。 FA機器をIoT化するゲートウェイなどのプラットフォームとしておすすめです。
スマートアグリ
スマートアグリ向けのゲートウェイや端末に。 温湿度管理や鳥獣監視などのシステムのプラットフォームにもおすすめです。
HEMS/BEMSソリューション
Wi-SUN通信でスマートメーターと通信するホームゲートウェイなどに。 発電状況・蓄電状況の見える化機能、デマンドコントロール機能などの実装におすすめです。
ポイント端末・画面付き組み込み機器
画面付きの各種機器に。店舗の情報端末の他、通信機器や計測器など各種の機器・装置に画面とタッチパネルを実装したい場合にも採用いただいています。
データロガー・I/Oアダプタ
データロガーやシンプルな機能のプロトコル変換器、通信ユニットなどにご採用いただいています。Armadilloをベースとし、インターフェースを拡張した組み込みソリューションなどもパートナーから提供されています。
チップワンストップ主催アットマークテクノ2021年共同ウェビナー 詳細はこちら
開発体験セミナー (Armadillo-IoT G3/G3L, Armadillo-X1)
Armadillo-IoTゲートウェイ G3/G3L、Armadillo-X1の開発体験セミナーを動画で公開しています。Armadilloの概要から、組み込みボードが動作する仕組み、アプリケーション作成や外部クラウドサービスとの連携方法など、製品開発に必要とされる基礎知識をご紹介。Armadilloを使った製品開発が初めてという方はぜひご覧ください。
1-1 Armadilloとは, 対象製品について
1-2 Armadillo-IoT G3の接続方法
1-3 Armadillo-IoT G3Lの接続方法
1-4 Armadillo-X1の接続方法
1-5 コンソールの接続
1-6 電源の投入
開発基礎セミナー (Armadillo-640)
Armadillo-640の開発基礎セミナーを動画で公開しています。Armadilloの概要から、組み込みボードが動作する仕組み、アプリケーション作成や運用時に検討が必要な項目など、製品開発に必要とされる基礎知識をご紹介。Armadilloを使った製品開発が初めてという方はぜひご覧ください。
第1章:Armadilloとは
第2章:Armadilloが動作する仕組み
第3章:Armadilloを動かしてみる
第3章(2):Armadilloでコマンド実行
第4章:開発環境の構築
第5章:アプリケーションの作成
デモ・イベント動画
アットマークテクノのFAEが執筆したブログで紹介している内容のデモ動画と、オンラインセミナーなどのイベント動画をそれぞれ公開しています。YouTubeの再生リストからご視聴いただけます。
ブログの再生リスト
イベントの再生リスト
開発支援サービス・コンテンツ
アットマークテクノ製品を使って確実なモノづくりを実現していただくために、様々な開発支援サービスやコンテンツを提供しています。
手軽に量産製造「BTOサービス」
Armadilloシリーズの量産には「BTOサービス」を利用することができます。パソコンのBTO(Build to Order)と同じ感覚で、セミオーダー式メニューから選択して量産品を一括手配いただけるサービスです。搭載するモジュールの種類やケースの有無、ROMイメージの書き込みなど、必要な機能を選択するだけで手配できるので、経験が浅い方でも確実にモノづくりを実現することが可能です。
詳細はこちら(Armadilloサイト)全国ネットワークで対応可能「Armadilloインテグレーションパートナー」
アットマークテクノは、Armadilloをベースとしたモノづくりに精通するプロが所属する各社を「Armadilloインテグレーションパートナー」として認定しています。各社がプロの知識と経験・技術ノウハウを活かして、Armadilloを使用したシステムの仕様策定から開発・量産・製造まで、お客様のシステムを具現化するための各工程の効率化・迅速化をサポートします。
詳細はこちら(Armadilloサイト)技術的な質問ができる「フォーラム」
Armadilloシリーズなどの製品に関する話題を閲覧・投稿できる、ユーザー向けコミュニティです。アットマークテクノのエンジニアも参加しているので、具体的な解決手段や提案を得ることができます。
詳細はこちら(Armadilloサイト)デモ・PoC制作におすすめ「アプリケーションノート」
Armadilloを使ったお勧めの構成をすぐに試して、そのまま製品にも応用していだたけるコンテンツです。各ノートで説明しているシステムを動かすためのソフトウェアと標準的な設定を一括して準備できるように、インストールディスク作成用のイメージファイルも提供しています。ソフトウェアのソースコードは全て無償公開してるので、お客様が目的とするシステムに合わせて自由に改造し、製品化するためにご利用いただけます。
詳細はこちら(Armadilloサイト)メールで事前にお知らせ「変更通知(PCN)/EOL通知サービス」
アットマークテクノ製品のうち、ボード本体および一部の量産対応オプション品について、EOL(製品の生産終了)やPCN(部品型番の変更、外観の変更)などを事前にお知らせするサービスです。当社が定める「変更通知の発行基準」に沿って発行されます。変更通知の発行情報は、随時メールサービスでも配信しています。
詳細はこちら(Armadilloサイト)
Armadilloでの試作・量産を検討中のユーザー様(法人様限定)向けに、オンラインでの個別技術相談会を開催しています。下記のようなお悩みやご相談事があるユーザー様は、お気軽にお申し込みください。
| 開催日 | Armadilloサイトの技術相談会ページをご確認ください |
|---|---|
| 参加費用 | 無料 |
| 対象者 | ・Armadilloのご購入を検討されている方 ・Armadilloで開発を行っている方 ・Armadilloをすでに運用している方 |
| 受講条件 |
Armadilloでの試作・量産を検討中のユーザー様で、かつビデオ通話が可能な方(法人様限定) ※量産向け開発を予定/進行されている法人様を対象とした技術相談会です。学生・個人の方のご参加はお断りする場合があります。あらかじめご了承ください。 |
| 内容 |
・Armadilloに関する基本的な質問 ・Armadilloに関する技術的な相談 ・Armadilloの製品選定について ・Armadilloの運用方法について ※検討中の構成や質問内容を事前にご連絡いただけますと、よりスムーズに進めることができます。 お申し込みフォームに入力欄を設けていますので、そちらにご記入ください。 |
| 通話ツール | Google
Meet ※弊社からミーティングルームにご招待するので、お客様はアカウント登録不要でご利用いただけます。 ※その他のツールをご希望の方や、環境テストをご希望の方はご相談ください。 |
